フクジュソウ開花 四賀の国内有数群生地で

松本市赤怒田(四賀地区)にある国内有数のフクジュソウ群生地で、今年も花が咲き始めた。寒さから例年より2週間ほど開花が遅れているが、日当たりのいい場所で透明感のある黄色の花が見られるようになった。
北向き斜面を中心に、約1.5ヘクタールに約50万株のフクジュソウが自生している。最も見応えがある斜面はまだ開花していないものの、高台や平地でわずかな株が開花している。
例年だと3月中旬に見頃を迎える。3月8日から23日まで「福寿草まつり2025(実行委員会主催)」が開かれ、休日を中心に屋台などが出る。丸山則行実行委員長(74)は「まつりを地元の食堂や商店などのにぎわいにつなげたい」と話している。
問い合わせは実行委事務局・四賀むらづくり(電話0263・64・4447)へ。