地域の話題

福は内!元気に豆まき 松本市内の保育園

鬼に向かって元気よく豆をまく子供たち

 2日の節分を前に、松本市内の保育園や幼稚園で豆まき会が開かれている。並柳保育園(鶴田克也園長、36人)は31日に行い、子供たちが手作りした鬼の面を着けて「鬼はー外! 福はー内!」と元気いっぱいに声を響かせた。

 鶴田園長が朝から大豆をいり、鬼が嫌うという豆の香りの中で実施した。最初は年長児が鬼に扮し、年中以下の園児たちが丸めた新聞紙をまいて楽しんだ。3歳未満児が部屋に戻ると、太鼓の音とともに金棒を手にした"赤鬼"が登場。子供たちは怖がって隅に集まりながらも、力いっぱい豆を投げつけて追い払った。
 年長児で双子の野村詩音ちゃん(6)と詩葉ちゃん(6)は「鬼は怖くなかった。自分の中のいじわる鬼や泣き虫鬼も追い出した」と胸を張っていた。