松本山雅1次キャンプ フィジカル強化に手応え きょう和歌山と練習試合

サッカーJ3松本山雅FCは1次キャンプの28日、和歌山県の串本町総合運動公園で練習した。最終日に対外試合を控える中、午前と午後に分けてフィットネステストとセットプレーの攻防に取り組み、実質的なトレーニングはこの日で終了した。
故障離脱を除く選手32人が臨んだ中でチームの骨格づくりに着手し、シーズンを戦い抜く土台となるフィジカルの強化に努めた。1週間余り鍛錬の期間を過ごし、野々村鷹人は「ハードワークの面は昨年より増している」と手応えを強調。佐相壱明は「コンディションが戻り、切り替えの意識も根付いたキャンプだった」。早川知伸監督は「強度も含めて一定の成果を出せた」と話した。
1次キャンプは29日にアルテリーヴォ和歌山と練習試合をして打ち上げとなる。オフを挟んで来月3日から鹿児島市で2次に移り、引き続きチーム力の底上げを図ると同時に、組み合わせも含めて選手の見極めも進める。