松本市のママさんバレーボール「球友会」が創立50周年

松本市のママさんバレーボールチーム「球友会」(草間禎江代表)が、創立50周年を迎えた。昭和49(1974)年に創部したメンバーを含む90歳~31歳の30人が現役でバレーボールを続けており、さらなる発展を誓って絆を深めている。
同市本庄1のホテルブエナビスタで26日、記念懇親会が開かれた。代表で監督の草間さんは、この10年間で全国大会に2度出場したこと、新型コロナウイルス禍の活動制限を乗り越えたことに触れ「先輩方がつくったチームを皆でここまでつなげることができ、大変うれしい」と感謝した。
仕事や家庭と両立させ「ボールはひとつ」を合言葉に週2回練習し、平成20(2008)年、30年、令和4年に全国大会に出場した。一線を退いた先輩も練習に参加するなど絆が強い。ともに創部メンバーの佐藤洌さん(84)=県ママさんバレーボール連盟名誉会長、清水1=は「生涯続けられるバレーを目指し、支え合って50年を迎えられ感無量」、清沢喜久子さん(76)=前監督、笹賀=は「伝統を大切に60周年に向かって皆で頑張りたい」と力を込めた。
懇親会では最高齢の青木玉江さん(90)が乾杯の合図をし、チーム運営に尽力する6人に賞状が贈られた。50周年記念のポロシャツを着て「球友会節」を歌い、掛け声で心を一つにしていた。