麻績小児童と生産者が「もち麦」味わう

麻績村の麻績小学校で11月25日、児童と地元生産者との交流給食が開かれた。市野川を拠点とする農業団体・OMIMO(おみも)の久保田芳永代表と若林末美さん、村と連携協定を結ぶ信州大学医学部保健学科の特任准教授・日高宏哉さん=松本市=が来校し、おみもが生産する県内生まれのもち麦「ホワイトファイバー」を使ったメニューを一緒に味わった。
交流給食は毎年恒例で、同校は食物繊維豊富なもち麦入りごはんを給食で週3回ほど提供している。
3人は全校児童96人が集まるランチルームで一緒にもち麦ごはんや酢豚のメニューを食べた。酢豚をごはんに乗せたりおにぎりにしたりして食べる児童もおり、5年生の小澤唯斗君(11)は「(もち麦は)もちもちしてておいしい。酢豚にもよく合う」と笑った。若林さんは「『もち麦が好き』と言って食べてくれる姿にやりがいが湧く」と目を細めた。
もち麦の健康作用に詳しい日高特任准教授による食育教室もあり、6年生21人が耳を傾けた。