麻績・商店街の活気再び 9日にマルシェ

麻績村中心部で9日午前10時~午後3時、街なか回遊型マルシェイベント「麻績そよごマルクト」が開かれる。JR聖高原駅前の商店駐車場や旧善光寺街道麻績宿の古民家に35ブースが集結。クラフト市や農産物・加工品直売キッチンカーなどを並べて地域を盛り上げる。
2年目の今回はかつて多くの店舗でにぎわった駅前商店街にスポットを当てた。全長約400メートルの通り沿いの商店前に各種ブースを設けにぎわいを演出するほか、協力隊伝統工芸班の拠点・大和屋や資料館施設の旧旅籠・花屋、旧菓子店・笹屋商店にもブースを展開する。当日の様子を「インスタグラム」に投稿した写真から選ぶフォトコンテストやスタンプラリーもある。
前回は中心街のにぎわいが復活したような盛況ぶりに住民から好評だった。主催する村地域おこし協力隊の伝統工芸班・関根由真さんは「訪れた人に麻績を知ってもらうだけでなく、村人にも駅前のにぎわいを思い出してほしい。中心街に活気を取り戻すきっかけにもなれば」と願う。