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マツタケ入荷始まる 今年は質・量充実 四賀の松茸山荘

松本市内の山林で採れたマツタケ

 松本市四賀地区の温泉宿泊施設・松茸山荘で、マツタケの入荷が始まった。昨年は記録的な不作だったが、今年は山林で適度な湿り気があり、朝夕は気温が下がるという生育に適した環境になっており、序盤からまとまった量が入っている。農産物直売所などにも順次、マツタケが並びそうだ。
 松茸山荘には3日、松本市内の山林で採れたマツタケ約1・5キロが入荷した。量が多いのに加え、香りは申し分なく、軸も下の方まで太さがあるなど質も高いという。昨年は不作を受けて、マツタケをふんだんに使った料理を提供するプランの予約を制限せざるを得ない状況だったが、今年は14日から通常通りの受け入れを行う。
 マツタケは例年、9月下旬をピークに10月まで入荷が続く。松茸山荘の常田兼弘社長は「今年は期待できるので、このまま秋が深まってほしい」と願っていた。