教育・子育て

鉢盛中元気にあいさつ 生徒会と山形村の青少年サポーターが運動

昇降口で朝のあいさつ運動を行う生活委員会の生徒と青少年サポーター

 組合立鉢盛中学校で27日、同校生徒会生活委員会と山形村の青少年サポーターが連携したあいさつ運動が行われた。委員会が毎朝、昇降口で行っているあいさつ活動と、青少年支援に携わる団体などが県内全域で展開する「信州あいさつ運動」を組み合わせて企画し、生活委員の生徒・サポーターと、登校してきた生徒たちが元気良く朝のあいさつを交わし合った。

 委員会の1~3年生、サポーター3人、同校PTA会長、山形村職員が昇降口の入り口に立ち、「おはようございます」と声を掛け、あいさつの大切さを啓発するポケットティッシュも配布した。登校した生徒たちも次々に元気なあいさつをした。
 委員会では登校時間帯に合わせて毎朝約10分間、委員が昇降口に並び、あいさつ活動を続けている。委員長の新井愛子さん(14)=3年=は「元気にあいさつすることで気分も良くなる。一人だと声を出さすに昇降口を通るけれど、あいさつしてくれる人がいると自然と声が出せると思う」と話した。
 サポーターを務める上條光明・山形村子ども会育成会長は「あいさつはコミュニケーションの第一歩になり、さまざまな人が集う場の雰囲気も良くする効果があると思う」と話した。通学路沿いにある畑での農作業中に同校生徒とあいさつを交わすことも多いといい「生徒たちは気持ち良くあいさつをしてくれる」と話していた。