先端技術 ゲームで体験 塩尻で子供向けイベント きょうまで

塩尻市大門一番町の地域DXセンター・core(コア)塩尻で4日、夏休みに合わせてデジタル技術を体験できるイベントが始まった。小学生らが訪れて先端技術に触れ楽しんでいる。5日も行われる。
対戦型ゲーム「ムシバトル」の勝ち抜きトーナメントが開かれた。昆虫の塗り絵から動画を生成し、その昆虫キャラクターをモニター画面に表示させコントローラーを振って対戦した。塗った色で攻撃や防御などの能力が異なる仕組みで、子供も大人も夢中でクワガタやチョウを彩っていた。
15人が参加した午前の部で優勝した塩尻西小学校4年生の大和駿斗君(9)は「緊張したけれど勝ててよかった。自分で色を塗った昆虫で対戦できるのがすごい」と話した。手のひら大のドローン(小型無人航空機)を操作して風船を割る「ドローンファイト」の体験コーナーもある。
施設を管理運営する市振興公社が企画した。5日は午前10時~正午、午後2時~4時半(ムシバトルのトーナメント開始は11時と3時)。入場無料だが、トーナメント参加費は100円。問い合わせはコア塩尻(電話0263・50・7960)へ。