教育・子育て

麻績小3年生がリンゴ栽培学ぶ

麻績特産のリンゴ栽培について坂口さんから学ぶ3年生

 麻績村の麻績小学校3年生13人が3日、丸山の農園「聖弘園」を営む坂口庄司さん(57)、曜子さん(42)夫妻から村特産のリンゴの栽培を学んだ。クラスの坂口寧音さん(8)の両親で、畑を訪れた児童たちは成長途上の果実を間近に眺めながらリンゴ農家の仕事への理解を深めた。

 坂口さん夫妻は、剪定作業や防除作業、花摘み、摘果、葉摘み・玉回しと一年中さまざまな作業があり、わせから晩生まで多彩な品種を収穫・出荷していると紹介。今が最盛期の摘果について、小さな果実が密集する枝を示し「実は大きく育たないとおいしくならない」と話して余分な実を摘み取って見せた。
 宮下朔也君(8)は「リンゴを病気から守る消毒作業が大変そうだと思った」と話し、宮下結作君(9)も「おいしいリンゴを作るために、すごく工夫がいるんだな」と感慨深げに話していた。