教育・子育て

塩尻JCが請願書作成ワークショップ 中学生・高校生向け 政治との関わり方学ぶ

政治への声の届け方を学ぶ青少年向け講座を企画するJCメンバー

 塩尻青年会議所(JC)は22日、塩尻市大門八番町のシビック・イノベーション拠点・スナバで、青少年に政治との関わり方を学んでもらう企画を開く。「U―18 VOICE ACTION!―私たちの声の届け方を学ぶ」と題し、身近な生活課題を考え、改善案を市に届けるための請願書を作成するワークショップ(WS)を行う。

 青少年事業を担うJC内の輝く未来向上委員会が企画する。「政治と教育」を年間テーマに掲げ、政治参加の手法の一つ、請願の制度に着目して取り組む。
 生活をより充実させるため、子供たちが「問題」ととらえることにどう対処するかを、解決の手順を含めて考える。JCメンバーが助言する。今回は実際に請願書を提出するまでのプログラムは組んでいないので「気楽に参加を」と呼び掛ける。
 同委員会の工藤祐樹副委員長は「投票以外に、政治への参加の仕方が分からない状況がある。頭と手を使って作業工程を体験し、政治的な自己効力感(自信)を高めるきっかけに」と話す。
 対象は中学1年生~高校3年生で、居住地区は問わない。午後2~5時。参加無料。定員8人(先着順)。参加記念に市長や市職員が着用するのと同様の漆塗り名札を贈る。希望者は10日までに申し込む。問い合わせは百瀬友彦委員長(電話090・1619・6658)へ。