教育・子育て

筑北中学校1年生 聖山「眺め最高」

筑北地域を一望する聖山の山頂付近で記念撮影する筑北中の1年生たち

 麻績村の筑北中学校1年生(全6人)が7日、学校登山で、村の北端にそびえる聖山(1447メートル)に登った。生徒・教職員計12人が地元を象徴する山を登り、筑北地域を一望する眺望を楽しんだ。

 坊平の登山口(標高約1000メートル)から聖峠を経由し、尾根伝いに頂上を目指す約2キロの登山道を約1時間20分かけて登った。山頂にたどり着いた生徒たちは、地元を見晴らす雄大な眺めに見入っていた。岩永康介さん(12)は「聖山には初めて登った。とても疲れたけれど眺めがきれい」と喜んでいた。
 聖山への学校登山は、地域のシンボルを学び愛着を深めてもらおうと昨年度スタートした。9日には鎌倉時代の聖山開山伝説とゆかりが深い聖山北麓の高峰寺(長野市大岡)で開山式があり、昨年度に歴史を学んだ筑北中1年生の一部が参列するという。