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赤ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん 誰でも寄っといで 塩尻の高出で交流企画7月から

高出地区のちゃんちゃんサロン開設を周知するチラシ

 塩尻市高出地区で本年度、赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで誰でも自由に集まることができる「ちゃんちゃんサロン」を開設しようと、関係者が準備を進めている。高出地区センターを中心に月1回、気軽に立ち寄り交流できる居場所を継続的に設ける考えだ。

 住民有志でつくる実行委員会と市社会福祉協議会高出支部が主催する。小学生や社会人ら通学・通勤する人も参加できるよう月末の土曜日の午前10時~午後2時頃を想定し、お茶やお菓子を用意しておしゃべりしながらくつろげる空間にする。参加人数が見極められないため、まずは小規模で始め、様子を見る。参加費は大人200円とする。
 市社協高出支部で年数回ずつ開催してきた未就学児と保護者の「子育てひろば」と高齢者対象の「いきいきひろば」を融合させる。子育てひろばは、スタッフを多く集めても参加者が少ないなど運営効率の課題があり事業を見直した。
 発案者で実行委員長を務める市社協高出支部副支部長・栗山久利さん(〓)は「子供が一人で食事をする問題もあり、高齢者は独居も多く、地域全体で支える場所がないといけない。横のつながりもできれば」と話す。
 初回は7月を予定する。運営ボランティアや物資などを提供する賛助団体の協力者を募集中だ。問い合わせは栗山さん(電話090・8329・6978)または同地区センター(電話0263・53・8721)へ。