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浦安の舞復活 5年ぶり 大桑の伊奈川神社 例祭

息のそろった舞を披露する子供たち

 大桑村長野の伊奈川神社で4月29日、春の例祭が開かれた。新型コロナウイルスなどの影響から、地域の子供たちによる浦安の舞が5年ぶりに復活した。

 小学4年生~中学1年生の4人が披露した。諏訪神社(上松町)の宮司に教わり練習を重ねた子供たちは、氏子らが見守る前で息のそろった舞を見せた。中学1年の暮沼沙優美さん(12)は初めての舞台だった。「鈴の音を合わせるところが難しかった。緊張したけれど無事できて良かった」とほほ笑んだ。
 例祭は規模を縮小して開いた。氏子総代長の山本克之さん(83)は「久しぶりに舞の奉納ができうれしい。あらためて祭りを再開していけたら」と話していた。