2024.5.18 みすず野
きょうは「消費者ホットライン188の日」。「いややの日」と読む。ホットラインの存在を多くの人に知ってもらうため、消費者庁が5年前に制定した。日付は昭和63(1988)年から続く消費者月間の5月に、電話番号の頭2桁を組み合わせた◆制定は、それだけ消費生活のトラブルに対する相談が必要な社会になっている表れだろう。全国どこからでも188に電話をかけると、身近な相談窓口を案内してくれる。トラブルの未然防止や解決へ覚えておきたい◆小紙で偶数週の木曜日付に「消費生活豆知識」を掲載して3年目に入った。9日付のテーマは、通販の定期購入だった。望まない継続を防ぐため、県中信消費生活センターが「最終確認画面」を最後までよく確認し、スクリーンショットで記録を残すように助言していた。頭の隅に入れておこう◆同庁のウェブサイトをのぞくと、188にはイメージキャラクターがいる。「泣き寝入りは超いやや!」が口癖のイヤヤン。独りで悩んでいると、悪い方へ考えがちだ。話すことで見える打開策もあるだろう。イヤヤンが言う通り、納得しないことには泣き寝入りしないように。