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畑や花壇に植える苗を品定め 直売所にぎわう

花の苗を買い求める来店客

 春本番を迎え、中信地域の直売所などは野菜や花の苗を買い求める人たちでにぎわっている。この週末は好天に恵まれ、春を待ち望んでいた人たちが今年の栽培計画を練りながら商品棚を見て回っていた。

 松本市寿白瀬渕の生産者直売所・アルプス市場では7日、開店直後から多くの客が訪れ、レタスやブロッコリー、イチゴなどの野菜苗や、パンジーやビオラ、マーガレットなどの花苗を品定めしていた。同市寿南1から来店した木幡京子さん(64)は「久々に来たら苗がたくさん入っていた。下調べも兼ねて棚を見ている」と話していた。
 アルプス市場の犬飼浩一社長によると、7日までの土曜日・日曜日は前の週に比べ1・5倍ほどの客足があった。3月は雪や雨が続き、畑や庭に出られなかった人も多いといい、犬飼社長は「やっと春が来たという感じがする」と笑顔を見せていた。

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