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市民タイムス書き初め展 27人に表彰状

市民タイムス賞と松本地区書道協会賞を受賞した皆さん

 第37回市民タイムス書き初め展(市民タイムス主催、松本地区書道協会主管)の表彰式が18日、山形村の大型商業施設・アイシティ21で開かれた。最高賞の市民タイムス賞に輝いた7人と、最高賞に次ぐ松本地区書道協会賞を受けた20人を表彰し、みずみずしい書とそれぞれの努力をたたえた。

 本年度は松本・木曽地方を中心に幼児、小中学生から2078点の応募があった。表彰式で市民タイムスの新保裕介社長が「前向きですがすがしい気持ちが作品に表れている。能登半島地震の被災地に向けたエールにもなるのでは」とあいさつ。松本地区書道協会の大澤城山会長は「このレベルの作品を書けるということは集中力、向上心、豊かな感性がある。皆さんの特技をさらに伸ばし、勉強、スポーツにも生かしてほしい」と述べた。
 市民タイムス賞の豊科北中学校3年生・磯部桃那さん(15)は「飛龍乗雲」と記した。「(受験を控えていたが)納得いくまで書けた。辰年でもあり、自分の最大限の力を出せたらいいと、この字を選んだ」と充実した表情を見せた。
 2年連続市民タイムス賞の穂高南小学校2年生・武居櫂志君(8)は「頑張って書いたのでとてもうれしい」と喜んだ。松本地区書道協会賞の桔梗小学校5年生・唐澤龍之進君(11)は「もっといろいろな字を書きたい」と意欲を見せていた。
 展示は19日まで。午前10時~午後5時。