教育・子育て

公立高前期選抜 第4通学区は1313人志願し挑む

思い思いに試験開始を待つ生徒たち(松本県ケ丘高校)

 県内の公立高校で1日、令和6年度入試の前期選抜(自己推薦型)が行われた。第4通学区(中信地区)の全日制は、13校の募集人員計844人に対して1208人が志願し、定時制は3校の募集96人に105人が志願して面接や作文などに臨んだ。一部の学校は2日も実施し、合格者は9日に発表される。

 松本市の松本県ケ丘高では、自然探究科と国際探究科の募集計64人に対して134人が志願し、倍率は2・09倍となった。朝から小雨が降る中、中学校の制服姿の生徒たちは足早に校舎に入り、教室の机上にある受験番号と自分の受験票を確認して座った。検査室は5教室に設けられ、生徒は参考資料を見返したり、目を閉じて精神統一したりして試験が始まるのを待った。
 県教育委員会が1月29日に発表した全県の前期選抜志願者数は、募集人員4053人に対し5525人で、倍率は全日制が1.41倍、定時制が0.53倍、多部制・単位制が1・04倍となっている。
 合格者の受験番号は9日午後1時から各校に掲示され、2時から各校の公式ホームページで確認できる。