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強豪相手に収穫の3ゴール 松本山雅がJ1横浜F・マリノスと練習試合

シュートを放つ松本山雅の浅川(左)

 サッカーJ3松本山雅FCは2次キャンプの1日、宮崎市のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎でJ1横浜F・マリノスと練習試合をした。30分ゲームを4本行い、スコアは合計で3―7(1―1、1―2、0―4、1―0)だった。

 失点が重なった3本目以外は「戦えた」と霜田正浩監督。三つのゴールはいずれも見事な形で奪った。1本目は山本康裕のサイドチェンジから馬渡和彰が中央に送って浅川隼人の先制点をお膳立て。2本目は藤谷壮が持ち上がり、外に開いた菊井悠介の折り返しを滝裕太が合わせた。4本目は相手ボールを奪取した村越凱光がそのまま持ち込みネットを揺らした。
 プレシーズンマッチと練習試合の単純比較は難しいものの、昨季の同時期にヴィッセル神戸に胸を借りた一戦に比べると、攻守で意図したプレーが随所に出た点は自信の裏付けとなる。特に、対角に振る大きな展開でサイドを破った再現性の高い形をつくれたのは好材料だった。
 スコア差は開いたものの、攻守両面で課題を含めて収穫があったとした霜田監督。「勝ちたかった。そう言えるような内容を見せてくれた」と振り返った。

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