地域の話題

元気いっぱい 筑北で園児豆まき

元気いっぱいに豆をまく園児たち

 筑北村坂北の筑北ひまわり保育園で2日、節分(2月3日)行事が行われた。全園児54人が元気いっぱいに豆をまいて邪気を払い、一年の無病息災を願った。

 園児たちは手作りの鬼の仮面を身に着けると、園舎の出入り口やベランダなどを回って「福は内、鬼は外」と元気な掛け声を上げて、豆をまいた。「びょうき」や「なきむし」などの名前の鬼役の保育士らにも元気いっぱいに豆をぶつけていた。年長児の澁谷悠晟ちゃん(6)は「ぼくの中にいる鬼は、朝早く起きられない『寝坊鬼』。しっかり追い払いたい」と話していた。
 行事では、においで邪気をはらうとされるイワシを焼いて頭だけにほぐし、葉のとげで鬼を寄せ付けないとされるヒイラギに付けて各部屋などに飾った。岩田妙子園長は「子供たちには体験を通じ節分行事への願いや意味を学んでほしい」と願っていた。