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全中スケート女子1000 鉢盛の西尾と村山が2位と3位に

女子1000㍍2位の西尾(右)と3位の村山

 全国中学校体育大会(全中)のスピードスケート競技は4日、長野市のエムウェーブで男女の1000㍍を行った。中信勢は、女子でともに鉢盛3年の西尾友里が1分22秒37で2位、村山夏愛が1分22秒76で3位に輝いた。それぞれ自己ベストを更新し、表彰台に立った。5日の500㍍でも優勝を争う。

 西尾は好調なスタートを切り、200㍍と600㍍地点を全体1位のタイムで通過した。緊張やプレッシャーで結果が出ない期間が続き、自己ベスト更新は昨年の全中以来1年ぶりだった。「自分のレースに集中できた」と手応えを語り、自信を胸に「500㍍では優勝を目指す」と力を込めた。
 村山は最終組で優勝の三井こころ(上諏訪)と滑走。前半でリードして逃げ切りを狙うも、ラスト50㍍で逆転を許した。銅メダルに「満足していない」と悔しさをのぞかせ「気持ちを切り替えて、500㍍で1位を取る」と闘志を燃やす。
 大会3日目の5日は男女の500㍍が行われる。

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