阿寺渓谷 楽しい絵に ヤポンスキーさん描く あてら荘に複製画展示

大桑村野尻の温泉宿泊施設・フォレスパ木曽 あてら荘内にある「阿寺Cafe(カフェ)」に、松本市出身のお絵描き芸人・ヤポンスキーこばやし画伯さんが施設近くの阿寺渓谷を描いた作品の複製画が飾られている。昨秋にテレビ番組の企画で現地を訪れ手掛けたもので、来館者の目を楽しませ渓谷の魅力を伝えている。
作品はA0判(縦約119㌢、幅84㌢)で、エメラルドグリーンの清流で知られる渓谷と、水浴びをする動物などのキャラクターたちがにぎやかに描き込まれる。abn長野朝日放送の「駅テレマルシェ」の企画で制作され、取材時の縁からカフェ側が多くの人に見てもらいたいと本人やテレビ局の許可を得て置いた。
渓谷内は牛や熊など動物の名がつく淵がいくつもあり、それにちなんだキャラがいるなど遊び心がこもる。カフェを運営する阿寺ブルーの河合毅代表は「仕掛けが多く楽しい作品。細部までじっくり見てもらいたい」と話す。
村役場にも許可を得て同じ複製画を置いている。