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安曇野ハーフマラソン節目の10回 記念事業で盛り上げ

第10回記念大会の事業計画を決めた実行委

 安曇野市の信州安曇野ハーフマラソン実行委員会は26日、市役所で会合を開き、来年6月2日に市内で開く第10回大会の事業計画を決めた。第10回の節目に当たり、ハーフマラソンの部(21.0975キロ)で10の倍数の順位でフィニッシュしたランナーに記念品を贈るなど、五つの記念事業でランナーの満足度を高める。1月20日にエントリーの受け付けを開始する。

 大会は、豊科高家の市豊科南部総合公園を発着点に、定員5200人のハーフマラソンの部と同300組600人のファミリーランの部(2キロ)で行われる。エントリー者に市内宿泊を促すため、前日イベント・安曇野スポーツフェスティバル2024を6月1日に市総合体育館・ANCアリーナで行う。
 記念事業では、第1回大会からハーフマラソンの部で全大会に出場しているランナーに特別仕様のアスリートビブスを配る。新型コロナウイルスの影響で中止となった第6回と第7回を除き、第9回まで全大会に出場している人は500人以上いるという。実行委事務局は「今大会で皆勤者は定員の1割以上と推定している。10人に1人が特別仕様のビブスを着用して走る見込み」と説明した。
 エントリーの受付期間は来年3月3日まで。応募は、郵便振替による申し込みを廃止してインターネットのランネットに一本化する。エントリー者の98%がランネットを利用していることや、郵便振替だと応募数のコントロールが難しいためだとしている。参加料は税込みでハーフマラソンの部が7000円、ファミリーランの部が3500円。
 大会公式ホームページは1月10日前後に第10回大会の仕様に変更を予定している。