教育・子育て

猛暑・過密対策でエアコン 塩尻市 保育園・児童館のリズム室・遊戯室に

子供が元気よく遊ぶ児童館の遊戯室。エアコンが設置されれば夏場も快適に過ごせる

 塩尻市は来年度、市内の市立保育園と児童館合わせて23施設のリズム室・遊戯室に、エアコンを設置する事業を始める方針だ。保育施設内で唯一、エアコンがない子供たちの活動部屋で、猛暑と過密防止対策として実施設計と工事に着手し、令和7年度の使用開始を見込む。

 市議会12月定例会の公明党の代表質問で8日、太田文和こども教育部長が明らかにした。
 保育園は15園、児童館は現在工事中の塩尻児童館(広丘高出)を除く8館で、新たにリズム室や遊戯室にエアコンを設置する。塩尻児童館は本年度に導入する。太田部長は「先行して設置完了する場所があれば、利用を開始する」と述べた。
 保育園・児童館のエアコン設置は平成16(2004)年度以降、体温調整が特に未発達な0歳児と1歳児を預かる保育園の保育室から、建て替えなどに合わせ進めてきた。猛暑対策で、令和元年度にほぼ全ての保育室や児童クラブ室に一斉導入した。今回の事業の詳細計画はこれからで、太田部長は取材に「新年度当初予算に必要な事業費を計上したい」と説明した。
 児童館を利用する児童の保護者は働いている人が多く、放課後や長期休暇の利用者が増加傾向にある。遊戯室が使えないと、狭い空間に児童が押し込まれてしまう。公明党の小松勝子氏は「劣悪な環境」だと指摘し、「安全かつ安心な健やかでのびのびとした保育に設置は急務」と訴えた。