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生坂の乳房イチョウ舞う黄葉 園児たちが遠足で遊ぶ

観音堂境内を黄色に染める乳房イチョウの落葉で遊ぶ園児たち

 生坂村小立野の観音堂境内に生える県天然記念物「乳房イチョウ」が、落葉のピークを迎えた。22日は地元の生坂保育園の園児約30人が恒例の「イチョウ遠足」に訪れ、境内を鮮やかに彩る黄色のじゅうたんを楽しんだ。

 園児たちは落ち葉を頭の上に放り上げて降り注ぐ様子を楽しんだり、かき集めてクッションを作って寝転がったりして遊んでいた。年長児の宮川乃惟さん(6)は「葉の黄色がとてもきれい。遊ぶのが楽しい」と笑顔で話していた。
 地元・小立野区によると今秋は暑さで黄葉ペースが遅く、落葉もこの時期としては少なめという。今週いっぱい楽しめそうで、来月初旬にも住民たちで片付ける予定という。