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夏の大阪線が運航開始 松本空港で乗客歓迎

盛大な歓迎を受けて喜ぶ大阪線の利用者

 信州まつもと空港地元利用促進協議会などは1日、県営松本空港で、8月の1カ月間運航される日本航空大阪線の初便の出迎えや見送りイベントを空港ターミナルビルで行った。到着便では久しぶりの再会を喜ぶ家族の姿などが見られた。

 午後0時半の到着便では、日本航空の社員と県や松本市の担当課の職員が、横断幕を掲げ、中信4市の観光案内パンフレットや記念品が入った袋を手渡して歓迎した。
 高知市から訪れた濱田茂久馬さん(72)と邦代さん(70)夫妻は、到着ロビーで出迎えた息子の修造さん(39)=塩尻市広丘吉田=と孫の稀帆さん(11)、仁華さん(9)と、再会を喜び合った。新型コロナウイルス禍で5年ぶりの再会となり、邦代さんは「孫が2人ともきれいにかわいくなっていてびっくり」。茂久馬さんは「ただただうれしい」と相好を崩していた。
 県松本空港課の押金浩係長は「昨年の大阪線の利用率は78・4%だった。去年以上の利用率を目指したい」と話していた。