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年長児が出店 夏祭り盛況 三郷・やまぶきこども園

元気いっぱいに手作りうちわを販売する年長児たち

 安曇野市三郷明盛の認定やまぶきこども園(酒井知恵園長)は22日、園内で夏祭りを開いた。年長児や保育士らが手作りうちわ、綿あめ、花火、ボールすくいなど八つの出店を担当し、園児や保護者、卒園児、地域住民らでにぎわった。

 絵を描いた画用紙や絵の具を染み込ませた和紙などを貼った手作りうちわは色鮮やかで、来場者がこぞって買い求めていた。年長児が店員を務め、松岡怜玖ちゃん(5)は自身が作ったうちわが売れたと喜びつつ「いらっしゃいませと言うところが楽しかった」と話していた。
 夏祭りは昨年に続いて2回目で、初回は園児と保護者限定で開催したため、地域住民への公開は初となった。酒井園長は「地域と一緒に子供たちを育てていきたい。園のことを知って交流の輪が広がれば」と願っていた。