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山形拠点の「彌磨太鼓」 あす松本で10周年記念コンサート

10周年記念公演を開く彌磨太鼓のメンバー

 山形村を拠点に活動する和太鼓グループ「彌磨太鼓」は4日午後1時半から、松本市波田文化センター・アクトホールで結成10周年記念コンサートを開く。子供から大人まで17人が多彩なパフォーマンスを披露する。

 オリジナルの10周年記念曲「アニバーサリー」、「ヒザシ」など9曲を奏でる。3部構成で、グループの歩み、練習や公演の制限が続いた新型コロナウイルス禍、アフターコロナの希望や新たな日常を表現する。和太鼓とマリンバを奏でるグループ「GONNA(ガナ)」の小林辰哉さんがゲスト出演し、コラボレーションする。
 松本市波田小学校3年の古畑葉づ希さん(8)は「音の迫力を出して、元気に声も出したい」と本番を楽しみにし、組合立鉢盛中学校3年のシュラーク理樹さん(14)は「みんなで音と気持ちを合わせていいステージにしたい」と意気込む。
 太鼓連のなかった村に和太鼓チームを作りたいと、平成24(2012)年に結成した。代表の増澤靖揮さん(42)は「和太鼓を通じ、音楽を広げていきたい。コロナ禍で縮小した生のコンサートの空気感や熱量も楽しんでほしい」と願う。
 入場料は大人1000円(当日1200円)、中学生以下500円(同700円)、3歳以下無料。問い合わせは事務局のわかば美容室(電話0263・98・2291)へ。