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塩尻・小坂田公園のサッカー場完成祝う 山雅が練習試合行うなどイベント

トレーニングマッチの前に行われたキックオフセレモニー

 塩尻市塩尻町の小坂田公園に設けられたサッカー場「サンコーグリーンフィールド」の完成記念イベントが21日、同所で開かれた。4月の公園のリニューアルオープンを記念したイベントの第1弾で、同サッカー場を練習拠点とするJ3松本山雅FCのトレーニングマッチなどが行われた。

 試合に先立ち、フィールド上でキックオフセレモニーが行われた。塩尻の「しお」にちなみ、背番号40のユニホームを着た百瀬敬市長は「再整備をして子供も大人も楽しめる公園になった」とあいさつ。サッカー場の命名権者(ネーミングライツ・パートナー)、サンコー(塩尻市広丘野村)の竹村潔社長は名前の由来を紹介し「松本山雅の選手の活躍と子供たちのスポーツを通した成長に少しでも役立ちたい」と述べた。
 会場を訪れた松本山雅後援会の塩尻支部長・北山達彦さん(68)=大門八番町=は「素晴らしいフィールド。これから塩尻のサッカーがますます発展してほしい」と期待した。
 公園内では多彩なイベントが行われた。試合前には天然芝のフィールドが開放され、子供たちがボール遊びをした。サッカーゴルフをした松本山雅ジュニアの土屋環太君(10)=豊科北小学校5年=は「ぼこぼこしてなくて、とても蹴りやすい」と喜んでいた。
 市と指定管理者のTOYBOX・松本山雅が主催した。公園には県内各地から約3000人が訪れた。