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ちくほくSⅭ 見学歓迎 筑北村 来月1日に開所 障害者支援施設

旧筑北小校舎で開所に向けた内覧会をPRする鈴木さん

 筑北村坂北の旧筑北小学校校舎で来月1日に開所する障害者支援施設「ちくほくシャインカレッジ(SC)」が23日と24日、相談支援事業所向けの内覧・説明会を開く。同施設は「学校」をモチーフとしたカリキュラムを特色に準備を進めており、見学を常時受け入れている一般向けを含め、大勢の来場を呼び掛けている。

 相談支援事業所は障害者の生活や施設利用などをサポートする相談支援専門員が活動する事業所だ。両日とも説明会を午前10~11時・午後2~3時に、内覧・個別相談を午前11時~正午・午後3~4時に催す(申し込み不要)。
 北アルプスの風グループ(本部・安曇野市)が運営するちくほくSCは自立訓練と就労継続支援B型があり、学校カリキュラム方式を採用。校舎に多業種が入る複合施設を生かし訓練にPCやeスポーツを取り入れたり、施設内で就労を実践したりできるのが強みだ。
 送迎範囲は東筑北部(筑北・麻績・生坂3村)や松本市四賀、安曇野市明科などを想定。JR坂北駅から徒歩約5分の立地で、電車利用もPRする。同施設管理者の鈴木健児さんは「〝居場所〟が確保できる施設。選択肢に入れてほしい」と話す。問い合わせはちくほくSC(電話0263・55・7412)へ。