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協力隊が12日初イベント 明科北こども園で 活動紹介 染め体験も

チラシを持ってイベントをPRする地域おこし協力隊の3人

 安曇野市地域おこし協力隊は12日、明科北認定こども園(明科東川手)で、初めての活動紹介イベント「地域おこし協力隊in明科北」を開く。市民に協力隊への親しみを持ってもらうことが目的で、ワークショップなどを通じて地域との交流を深める。

 天蚕振興ブランディング担当の中村知香さん(41)、安曇野自然保育ブランディング保育士の杉本智美さん(46)と山本綾さん(34)が企画した。
 ワークショップでは、こども園の畑の土などを使って手拭いを染める「ベンガラ染め」(無料)や、板に打ったくぎに天蚕糸を掛けて幾何学模様を描く「糸かけアート」(材料費1500円)が体験できる。遊戯室では協力隊の活動を紹介する写真などを展示。園庭で、隊員と来場者がたき火を囲んで交流する機会も設ける。
 協力隊員による活動報告はこれまで、庁舎内で職員向けに行われてきた。新年度、明科地域で活動する協力隊員が新たに採用されることなどから、明科地域での開催を決定。山本さんは「隊員の人となりを知ってもらい、つながりを広げて、一緒に地域をおこしていければ」と願っている。
 開場は午前10時~午後2時半で、入場無料。ベンガラ染めは午前10時半からと午後1時からで、各回定員5人。事前に子ども家庭支援課(電話0263・71・2077)に申し込む。糸かけアートは午前10時~正午で、当日受付先着6人。午後2時から園庭で、山本さんの弾き語りライブもある。問い合わせは市政策経営課(電話0263・71・2401)へ。