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安全な歩き方を児童学ぶ 松本の各小学校で交通教室

左右を確かめて横断歩道を渡る児童たち(開明小1年生)

 新年度を迎え、松本市内の各小学校では、児童を対象にした春の交通安全教室が開かれている。児童たちは警察官からの講話を聞いたり、実際に横断歩道を渡ったりして、安全な通行の仕方を確認している。

 開明小学校では22日、1年生90人と2年生94人が学校周辺の道路を歩いて交通ルールを確かめた。1年生は2人一組で間隔を空けて出発し、手をつないで歩いた。児童は横断歩道に差し掛かると手を大きく上げ、交通安全の"魔法の言葉"として「止まる、(手を)上げる、見る、右、左、右、良し」などと唱えて安全に渡った。吉岡凪さん(6)は「うまく渡れた」と笑みを見せていた。
 安全教室で歩いた道路は通学路で、交差点などに松本交通安全協会の会員や、松本警察署の署員が立って児童をサポートした。