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有名産地の陶器一堂に 安曇野で来月6日まで

有名産地の陶器など幅広い器が並ぶ会場

 全国の窯元や小売り・卸業者などでつくる全国大陶器市振興会(事務局・山口県宇部市)の第22回安曇野全国大陶器市が19日、安曇野市豊科南穂高の安曇野スイス村サンモリッツで始まった。有田焼や信楽焼、常滑焼など有名産地の陶器を中心に約15万点を販売している。5月6日まで。
 たこ唐草の伝統文様を手描きした美濃焼の皿やわん、急須や土鍋が代表的な焼の電子レンジ専用「石焼き芋鍋」、300円から値が付く日常使いの食器類など多彩な品が屋外特設会場に並ぶ。安曇野市穂高有明の80代夫婦は、ふた物の器を探しに来場し「期待通り見つかって良かった。食品ラップが不要で便利」と喜んだ。
 刃物や家具の出品、海産加工品を扱う「うまいもの市」の出展もある。同振興会事務局の小原淳子さん(70)は「安曇野の景色とともに会場を楽しんで」と来場を呼び掛ける。
 開場は午前10時~午後5時半(最終日4時)。問い合わせは事務局(電話090・5691・7712)へ。