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圧巻!精巧な模型1000点ずらり 松本城下町モデルコレクション

展示された模型を囲んで交流する来場者たち

 全国の模型愛好家が集う大規模展示交流会「第6回松本城下町モデルコレクション」が12日、松本市中央1のMウイングで始まった。年々人気が高まり、応募受付から短時間で出展枠が埋まってしまうため、今年は初めて抽選を実施。小学生~90代の約200人が1000点近い模型を出展したほか、プロモデラーや模型メーカーなど9組のゲストも参加し、大勢の愛好家でにぎわっている。13日まで。

 出展されたのは「機動戦士ガンダム」に代表されるプラモデルから、少数生産のガレージキット、ゼロから個人で作り上げるフルスクラッチまでさまざま。恐竜のブラキオサウルス、旧ソ連の規格外貨物輸送機、昭和31(1956)年に出航した南極観測船宗谷と見送りの人々など多種多様な模型で会場が埋め尽くされた。
 新潟県から初参加した会社員・佐藤僚さん(34)は映画「ゴジラ―1.0」を精巧に再現。「模型の魅力は完成したときの達成感。子供をはじめ多くの人が興味津々に見学してくれる姿を見るとうれしい」と話していた。
 松本地域の愛好家でつくる実行委員会が主催、まつもと模型倶楽部が主管する。入場無料で13日は午前10時~午後3時半。プロモデラーのトークショーも予定されている。