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松本国際・女子野球部 5回目の全国選抜へ

全国での2勝を目指す松本国際女子野球部

 松本国際高校(松本市)の女子硬式野球部が、埼玉県などで17日に開幕する第26回全国高校女子硬式野球選抜大会に出場する。創部して初の公式戦となった令和3年の22回大会から出場を重ね、昨年は初めて1回戦を突破した。着実に地力を付ける中「次は2勝」とさらなる成長を誓う。

 バッテリーを中心とした堅実な守備が持ち味だ。球威のある直球が武器の主戦左腕・藤森琴羽(2年)は「ピンチを抑え、チームに流れを持ってくる投球をしたい」と話す。捕手の山崎心花(同)は「投手の強みを生かした配球で1戦でも多く勝つ」と意気込む。
 昨夏の全国高校選手権大会、現チームに移行した直後の全国高校ユース大会でも初戦を突破し、チームの実力は上がっている。遊撃手の牧野喜恵主将(同)は「確実に成長している。全国2勝の壁を破りたい」と見据える。
 選抜大会は全国の55チームが出場。決勝は東京ドーム(東京都)で行われる。松本国際は1回戦で強豪の埼玉栄(埼玉県)と激突する。