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フクジュソウ輝く 塩尻・山ノ神自然園

日を浴びて開花したフクジュソウ

 塩尻市の霧訪山(1305メートル)の麓にある山ノ神自然園(下西条)で、フクジュソウが咲き始めた。寒気の流れ込みが小休止し、山でも気温が上がっており、1株、2株と開花した株が増えてきている。

 自然園には、園の奥に位置する「たまらずの池」に群生地がある。まだ寒さが厳しい朝はつぼみだが、日の当たる時間帯は鮮やかな黄色の花びらが開き、訪れた人の目を楽しませている。市観光協会によると、毎年見頃は3月中旬。自然園ではこれから、山野草のセツブンソウも開花期を迎えるという。