教育・子育て

麻績保育園でどんど焼き 園児が歓声

どんど焼きの大きな火柱と見守る園児たち

 麻績村の麻績保育園で7日、新年恒例のどんど焼きが行われた。園庭の中心に松飾りや門松、竹などを高さ約6メートルのやぐら状に組み、盛大に燃やして全園児56人の息災を願った。園児たちは新しい年に願いを託して餅を焼いて食べた。


 朝から園児と保育士たちが協力してやぐらを組み、秋の運動会用に手作りした万国旗も巻き付けた。火を付けると大きな火柱が上がって竹がはじける大きな音が響き、歓声が上がった。おき火になると、園児たちは「小学校への元気な進学」など組ごとに願いを込めてアルミホイルに巻いた餅を投げ入れていた。
 年長組の毛利智明ちゃん(6)は「大きな火は少し怖いけれど楽しかった」と笑い、同級生の宮下寧凰ちゃん(5)は「折り紙が上手に折れるようお願いした」と話していた。
 地域のどんど焼き行事とは別に約30年前から保育園行事として続く。7年ほど前からより大きなやぐらを組むようになり、村も役場など公共施設の門松などを提供し協力している。