塩尻市内小中学校で終業式 2学期の成果振り返る

塩尻市の多くの小中学校で24日、2学期の終業式が行われた。広丘小は体育館で行い、3年生の代表6人が全校約600人の前で、今学期の活動や行事を踏まえて作った短歌を披露した。
塩原多恵さん(9)は、消防署の見学時に、昔は緊急通報番号が112番だったと知って驚いたことを詠んだ「消防署 昔はちがう番号だ まちがい電話 気をつけないと」を発表した。寺沢美菜穂さん(9)は「竹リレー みんなでバトンつないだら ゴールが見える もうすぐつくよ」と、運動会でみんなで頑張った思いを表現した。
4年生約100人は、面積の学習の成果として、体育館の広さの計算に挑戦。1メートル四方の新聞紙を持って並んで、縦35メートル、横30メートルを測り、「面積は約1050平方メートル」と教えた。
千村哲朗校長は、広丘小の今年一年を表す漢字一文字を児童たちに募り、寄せられた152字の中から投票で選ばれたのが「友」だと発表した。「友達の友。すてきな言葉ですね」と感想を述べ、「来年も思い切りいろんなことをやってみましょう」と呼び掛けた。
各校(2学期制の桔梗小を除く)の終業式は23~26日にあり、3学期の始業式は1月8日または9日に行う。