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ロボット草刈り機ほしい! 木祖村のまめのわ ふるさと納税のCFで

今年7月から試験導入中のロボット草刈り機

 木祖村薮原の福祉施設「幸せテラスまめのわ」にロボット草刈り機を導入しようと、木祖村は、クラウドファンディング(CF)形式のふるさと納税でプロジェクト費用の寄付を集める取り組みを始めた。常にきれいな状態で気持ちよく使用してもらうと同時に、ベンチ5基の設置費用も募って憩いの場としての魅力も向上させる狙い。11月30日まで受け付けている。

 ふるさと納税サイト・ふるさとチョイスで資金調達する。自治体が目的を明確にして、ふるさと納税を通じて地域課題解決の資金を集める「ガバメントクラウドファンディング」の制度を利用。目標金額を100万円に設定して今月2日に始め、10日時点で25人から53万円余りの寄付を受けた。
 まめのわは令和3年春に開所。多目的ホールやフィットネスルーム、高齢者の生きがいづくりのためのスペースなどを備える。周囲に広がる芝生エリアにはドッグランやマレットゴルフ場があるが、日常的な芝生の管理が課題に挙がっていた。
 ロボット草刈り機を夜間に稼働させる実証を踏まえて導入を決めた。電力は太陽光発電システムで賄う。村住民福祉課の担当者は「安心安全に遊ぶことができるスペースを確保し、児童公園の整備にもつなげたい」と話している。
 寄付金額は6000円~25万5000円で、御嶽はくさいや木曽牛から、やぶはら高原スキー場のリフト引換券まで多彩な返礼品を用意した。返礼品はないが木祖村民も寄付できる。