木曽町の文化施設巡ろう 博物館など7カ所でスタンプラリー

木曽町は11月末まで、町内の博物館やミュージアムなどの文化施設でスタンプラリーを開催している。2年目となる今回は、平成26(2014)年の御嶽山噴火災害から10年、福島の御料館(旧帝室林野局木曽支局庁舎)の一般公開から10年の節目を踏まえ「やまにいきるいのち」を共通テーマとした。町は山・森林と共に生きてきた木曽の歴史・文化を学ぶ機会につながることを願っている。
義仲館(日義)、福島関所資料館、山村代官屋敷、御料館(以上福島)、町御嶽山ビジターセンター「さとテラス三岳」(三岳)、県宝山下家住宅(開田高原)、開田郷土館(同)の7カ所が対象。
各施設にある台紙(A3サイズ、折り畳み式)にスタンプを集める。3館、5館、7館巡った人にはプレゼントがある。義仲館を3・5館目に訪れると県立歴史館で8月25日まで開催中の企画展「疾風怒濤 木曽義仲」の無料招待券がもらえる。
町教育委員会の学芸員・伊藤幸穂さんは「それぞれの施設の魅力に触れてもらいたい」と話している。
入館料は一部を除き有料(町民は無料)で、施設により休館日がある。問い合わせは町教委生涯学習課(電話0264・23・2070)へ。