ストリートダンス白熱! 松本のフェスに32組270人

街中で踊る「ストリートダンス」の魅力を広めるイベント「まちなかダンスフェスvol.4」が27日、松本市中央2の信毎メディアガーデンで開かれた。晴天の下、計32組、約270人がダンスを披露し、多くの観衆が熱い視線を送った。
ダンススクールに通う人や高校のダンス部員ら、県内を中心に5~53歳のダンサーが登場し、ヒップホップやブレイキン(ブレイクダンス)、ジャズなどのダンスを披露した。近くを通りかかった人が足を止めて見入る姿もあり、アクロバットな技や息の合った振りには大きな歓声が上がった。松本地域の若者でつくるチーム「RC(アールシー)」の山﨑蓮歌さん(24)=松本市蟻ケ崎台=は「普段ダンスを見ない人もふらっと立ち寄れて、とても新鮮だった」と笑顔を見せた。
県ストリートダンス普及協会が主催し、ダンスの体験企画もあった。協会代表理事の小林悠里さん(37)=同市平田東3=は「ダンスをする人、しない人の垣根を超え、ダンスの魅力を分かち合いたい」と話していた。