麻績の若者定住住宅団地近くに子供の遊び場 9月上旬利用開始へ
麻績村は、本町の若者定住住宅団地近くで「コミュニティ広場」の整備工事を進めている。子供たちが走行中の自動車や用水路といった危険を心配せずに存分に遊ぶことができる芝生の広場で、9月上旬の利用開始を予定している。
団地東側の水田だった村有地約1000平方メートルを活用し、駐車場、あずまや、水飲み場を備え柵で囲っている。土壌改良で水はけの悪さを解消。遊具はないものの、東に冠着山を望む広々とした立地で開放感があり、追いかけっこやボール遊びを安心して楽しめる。
村によると、本町若者定住住宅団地はJR聖高原駅やコンビニエンスストア、スーパーに近い好立地から全30棟が埋まる人気で、本年度も新たに1棟を建設する計画だ。一方で小中学校のグラウンドを除いて駆け回れる広いスペースがなかった。村は昨年度予算に2080万円を計上し、本年度に繰り越した。
村振興課は「近隣住民だけでなく、村内で子育て中の家族が安心して子供を遊ばせて憩える広場となれば」と話している。