教育・子育て

朝日産レタスの給食登場 児童、農業を理解

生産者からのビデオメッセージを見ながら給食を味わう児童たち

 朝日村の朝日小学校の給食に2日、村産レタスを使ったメニューが登場した。JA松本ハイランド朝日支所管内の生産者が育てたレタス1ケース(16玉)が寄贈され、全校児童が村で盛んな野菜作りに理解を深めながら味わった。

 レタスをたっぷり食べられる「レタスと卵の炒め物」が登場。各教室に生産者からのビデオメッセージが流れ、朝日支所担当の上條典泰理事は「村の春作レタスは全国7位の収穫量を誇る。村産野菜のおいしさを知り、たくさん食べて大きくなってほしい」と願った。
 4年の上沼翔太君(10)は「おいしい」と完食し、中村芹愛さん(9)は「もっと食べたいと思った」と話した。高橋海咲さん(9)は「お出掛けする時に、畑で野菜を作っているのを見たことがある」と村の農業への理解を深めていた。
 同日朝の集会では、絵本「あさひキラキラ☆レタス」(郷土出版社)を児童会給食委員会の児童が紹介し、レタスが成長する様子を学んだ。