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初夏のやぶはら高原を力走 木祖村はくさいマラソン大会に1065人

やぶはら高原こだまの森をスタートするランナーたち

 第37回やぶはら高原はくさいマラソン大会が30日、木祖村小木曽のレジャー施設・こだまの森を発着点に開かれた。1065人がエントリーし、初夏の豊かな自然の中を駆け抜けた。

 日本陸上競技連盟公認のハーフ(21.0975キロ)と10キロに加え、3キロのコースがあった。村の特産品・御嶽はくさいの畑を通り、ハーフは味噌川ダム湖・奥木曽湖を一周する道のりで、ランナーは雨の中、思い思いのペースで爽やかに走った。
 職場の同僚と3キロに出場した地元の発田海月さん(27)は「アップダウンは大変だったが、同僚とそろって入賞ができて良かった」と満足していた。3キロ中学生男子で準優勝した木祖中学校2年・岩原慶さん(13)は「雨を吸い靴が重い中だったが、結果は上出来」と喜んだ。
 やぶはら高原イベント実行委員会と木曽郡陸上競技協会が主催した。参加者には御嶽はくさいが贈られた。