熱く!高校文化祭の季節 松本県ケ丘がトップを切り一般公開

中信地域の高校が文化祭シーズンを迎えた。松本市内のトップを切って29日、松本県ケ丘高校の「縣陵祭」は2日間の一般公開に入り、展示やステージ発表、模擬店と多彩な内容で来場者を迎えた。
松本県ケ丘では、文化系クラブなどを中心に24の展示・発表が行われている。ダンス部は磨かれた動きで次々にジャンルの異なる踊りを披露し、会場と一体となっていた。同校の特色「探究活動」の成果をまとめた展示発表は、生徒が自分で設定した硬軟多様な研究テーマがそろい、じっくり説明を読む人が目立った。
午前中だけで2000人が来場するにぎわいとなり、生徒会長の3年生・小澤羽音さん(18)は「準備は大変だったけれど、多くの人に来てもらえてうれしい。ほっとした」と笑顔だった。文化系クラブの発表の充実ぶりを話し、2日目も多くの来場者に見てもらうことを願っていた。
30日の縣陵祭は午前10時~午後3時半に一般公開する。松本市内の高校の文化祭は7月6、7日が開催ピークとなる。