級友とカレー作りに奮闘 小学生の美ケ原キャンプ始まる

松本市の小学校の恒例行事・美ケ原キャンプが6日に始まった。トップを切った並柳小の5年生36人は、宿泊する美ケ原少年自然の家(入山辺三城)から王ケ頭(標高2034メートル)まで登山し、夕食のカレーライスを作って味わった。
調理では野菜を切ったり、火をおこしたり、苦戦しながらも協力し合った。食事係の青栁芽依さん(10)は「ジャガイモが硬くて、切るのが大変だった」と話していた。橋本莉央さん(10)は「登山は皆で声を掛け合って登頂した。富士山や、校歌にも出てくる常念岳も見えた」と目を輝かせていた。
少年自然の家によると、市内の小学校では19校が行事を予定し、そのうち12校は1泊2日、7校は日帰りで登山を楽しむ。