創立150周年 運動会で祝う 塩尻の宗賀小

今年で創立150周年となる塩尻市の宗賀小学校(米窪治紀校長、218人)は1日、同校で記念運動会を開いた。校歌に合わせた伝統のダンスを踊ったり風船を飛ばしたりして、歴史ある学校の大きな節目を祝った。
ダンスでは学年ごとに色の異なるポンポンを手に入場。両手を掲げたり片腕を斜め上に伸ばしたりする振り付けで元気に披露した。保護者や住民も参加した。新型コロナウイルス禍もあり一時途絶えたが、地域の人と一緒に楽しめる演目として復活。140周年の際も踊ったという。
風船は環境に配慮した製品を用いた。一斉に快晴の空に放つと風に乗り、ぐんぐん高度を上げた。児童会長で6年生の片瀬咲羽さん(12)は「遠くまで飛んでほしい、学校も長く続いてほしいと思いながら飛ばした」と話していた。記念事業の実行員会(古畑祐介委員長)と協力して行った。式典は11月に開く。