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工夫凝らし寄せ植え作り 松本・花時計公園で花いっぱいフラワーコンテスト始まる

円形のバスケットに彩りよく花を植える参加者

 松本市で発祥した花いっぱい運動の一環で、第22回花いっぱいフラワーコンテスト(実行委員会主催)が25日、中央2の花時計公園で始まった。フラワーバスケット部門に参加する個人、団体の20組が、自由なテーマで直径1メートルの円形のバスケットに、色とりどりの花を寄せ植えした。
 一般家庭、ガールスカウト、銀行、地域団体などが参加し、テーマに沿って用意したデージーやダリア、ペチュニアなどの花をバランス良く植えた。「ピエロの秘密の家」と題した作品は、約10種類の花とかやぶき風の家の模型を配置した。親子5人で作った齋木千明さん(40)=波田=は「家の模型の中をのぞきながら花を観賞できる。2種類の見方を楽しんでほしい」と工夫を話した。
 同部門の作品は6月15日まで展示される。ハンギングバスケット部門の植栽日は同8日。両部門とも6月中に審査を行い、最優秀賞、一般投票特別賞などを決め、11月に表彰式を行う。