朝日小150周年を6年生がPR 記念事業の盛り上げに協力

朝日村の朝日小学校が本年度開校150周年を迎え、6年生33人が24日、役場、公民館、保育園など村内の施設6カ所に150周年記念事業を告知するポスターを配布した。学校やPTA、村教育委員会などでつくる記念事業実行委員会(柳沢正喜委員長)が作ったポスターで、自分たちの学校の節目を盛り上げようと、児童たちがPR役を買って出た。
昨年度の卒業生が描いた校舎の絵をメインに、スローガン「たくさんの笑顔 未来につなごう あさひっこ」をデザイン。150周年を冠した学校の運動会(6月1日)や音楽会(10月25日)、記念式典・講演会(11月16日)の日程を掲載してある。校舎の絵は昨年度の6年生が描いた作品の中から校内投票をして選び、岡村いづるさん=鉢盛中学校1年=の作品を採用した。
6年生は総合的な学習の一環で校内で実行委員会をつくり、記念事業に協力。実行委本体にある記念式典部、記念誌部、記念品広報部の三つの部も設けたという。村役場には記念誌部、記念品広報部の児童5人が訪れ、小林弘幸村長に手渡した。記念品広報部長の山口成海さん(11)は「150周年をたくさんの人に知ってほしい。村民の皆さんが見やすい場所に掲示してくれたらうれしい」とあいさつした。今後、記念行事をPRする手描きポスターや映像制作などにも取り組むという。
実行委はほかに、村内作家が手掛ける木製箸を記念品として配布したり、記念リーフレットを発行したりする。11月16日の記念講演会には村出身の声優・羽多野渉さんを招く。