2024.5.29 みすず野
通勤に使っている乗用車が車検の時期になったので、いつもお願いしている事業所へ持ち込んだ。事前に点検をしてくれた担当者が「エンジンルームにネズミが入った形跡があります」という。ボンネットを開けてみると、あちこちに泥が付着して、バッテリーなどにネズミのふんが乗っていた◆社会人になってからずっと車を運転してきたが、こんなことは初めて。担当者によると、よくあることで、猫が入った例もあるとか。ネズミは電気系統の細いコードなど簡単に食いちぎってしまい、そうなると被害も大きくなる◆車は青空駐車だから、ネズミが入るのはたやすい。特に冬はエンジンの熱で内部が暖かいため、格好のすみかになるそうだ。ふんが乾いて白っぽくなっているのを見ても、時間がたっていて、冬場に入ったようだ◆侵入を防ぐ方法はないかとインターネットで調べると、具体的な被害例が相当な数あり、そのことに驚いた。ネズミが嫌う音を出す機具や、臭いで追い払うスプレーなどがある。猫が侵入すると、ボンネット裏側に体毛が付着するというがその形跡はなし。思わぬことでネズミのしたたかさを教えられた。